地球の聲の歩み
 
 
 
地球の聲の歩み
1997〜2002年

 上の写真は、97年、ジャガイモをうえて、生まれてはじめて経験するジャガ芋の花々です。1997から2002年までの写真を私達はほとんどもっておりません。が、この時ばかりはカメラを手にせずにはいられなかったことを思い起します。語録にある「敬虔なる経験」というものを純粋に観吾た時でありました。それは、それは、見事な光景です。何故、お花屋さんにジャガイモの花が置かれていないのか不思議に思ったものです。このジャガイモの花は、どれほど高価な花よりも私にとっては美しく力強く観える。もはや戦後ではないと云われる時代に生まれ育った私にとって現代の物のあふれる社会を感じる反面、この世界は虚像に満ちあふれてもみえ、そして、社会問題や環境問題を知れば知るほどに絶望感がつのるばかりの日々にあったことを今深く反省致します。メダカですら絶滅種である今の時代、私達にとって芥川龍之介のいう「漠然とした不安」などというなまやさしいものでは既になく、それは歴然としてある「危機」であるのです。瀕死なる星=「地球」についてのデータは既にいやという程にあります。92年リオデジャネイロで開かれた地球サミット「私達にはまだ可能性がある。ただし、同じ過ちを繰り返す余地はない」資料を確認できずにいますが、私の記憶には当時TV中継にて聴いたその言葉が今も脳裏に刻まれてあります。あれから、私達はどれほどのことを成し、また、成さずにきているのでしょう。

96年私は、ある人に出会い。それまでの絶望だけの人生に「さよなら」をゆいました。その人は皆に「小仁さん」と呼ばれています。はじめてお会いする小仁さんは私に云われました。「しっかり」と。「しっかりとなさい」。・・「しっかり」とは、「自然の理」=「自然理(しかり)」であると。・・私は眼が飛出るほどに驚き、身体にその言葉がしみわたるのをかんじたことを今も鮮明に覚ています。2002年夏 私達は、NPO法人/支放線倶楽部 東京改新塾主催の「環境講演会」(講演者・吉開小仁氏)にスタッフとして参画しております。その講演会の題目は『人為・人工・人造・人間』〜先天性という後遺症について〜という少しショキンングにも聞える講演会でありました。今の子供達は、蛍を知りません。メダカを知りません。トキばかりではなく、いまや、蛍もメダカも絶滅種であるのです。化学汚染はとどまることをしりません。否、止めることを致しません。あらゆる動植物が死に絶えていっております。もちろん、人間も例外ではありません。戦争ばかりで人が死にゆく時代ではないのです。今の子供達は、これより生まれ来る子供達は、化学汚染による先天性という後遺症《偏重乳輪や変小形陰茎障害(おちんちんの小型化)etc》にて生まれ来ております。高齢化が言われる時代において、今の子供達、これより生まれくる子供達の寿命は50年とも言われ来ております。私達は、どこに向おうとしているのでしょう!私達は、何を尊重し、選択し、実践してゆくことなのでしょう。今ある各種の複合環境問題を引き起こしたのは人間です。しかして、これらの問題を解決・改善・改新することに取り組みが叶うのもまた人のみであるのです。
「諦めを真理とするなかれ」(語録より)
「しかっりと生きなさい」と、このジャガイモの花々は私に語りかけたのだと今、確信しております。
お芋掘り小仁さん    98年芋掘り会

2003年
農薬散布これでもよくなった!?
 農業に従事してみると、いかに 現在の社会がメチャクチャな社会なのか痛感致します。ある日の一コマをご報告致します。
これは、日本の?農業の?常識?
 私たちが近くで農作業をし いるにもかかわらず、いき なりラジコンヘリにて農薬散布をはじめる。私たちはあわてて口にタオルをあてがい自ら避難しました。およそ2〜3分白煙をあげて薬をまき、次の田圃へと移動して行きました。多少の頭痛を感じたので身体への影響はあると確信します。
左の写真は、私たちの畑から15メートルほどのところにある田圃での出来事です。通常水稲農家では病害虫防除のために最低1回は行うようです。多いときは3回ほど行います。
昔はヘリコプターによる航空散布が主流だったようですが今ではラジコンヘリによる農薬散布に変わりつつあります。航空散布により有機農家が規格による有機農産物の認証を受けられない訴えを起こし農水省は農薬空中散布の指針を改訂しました。ひとへの健康問題や土壌汚染における地球環境問題をとりあげて改善するのではなく、生産者の利益を守るこが優先されているのが今の現状です。
みなさん、是非ともご一緒に考えていきましょう!!
草むしりではありません。じゃが芋掘りです。
2003年当時 の畑にて    
 
蜘蛛の巣張るじゃが芋の葉
右の写真が何であるか!わかりますか!・・・
これはジャガイモです。しかし、本日、皆さんに注目して戴きたいのはジャガイモさんではありまえん。(ジャガさんごめん)・・そうなのです。本日の主役は、なんと、ジャガイモの葉に巣を張っている蜘蛛さんなのです。(見づらいかなぁ、真ん中におります。)
 合鴨農法などという農法もありますが、蜘蛛の巣農法!という処でしょうか!不思議なことに、虫が付くのは、弱った作物です。
元気一杯、ピチピチな作物君達には、虫は付かないものなのです。(人間も同じかなぁ!?下心があるものに人間はむらがる習性がどうもあるようですね。それは誰だ!それは僕だ。ごめん)
 これまでの経験でわかったことは、弱った作物に虫が付き、その虫を好物にする何者かがしっかりと存在するということなのです。また、草に虫が付き、ジャガイモには虫が付かないということもあります。草を親の敵のように嫌う慣習が農業にはありますが、何事も〜過ぎ足るは及ばざるが如し〜虫駆除他ということで多くの農薬がまかれます。農薬がまかれた畑には蜘蛛は住みません。いや、住めません。
オゾン層の破壊はよく知られているところですが、地下水の汚染・土の破壊はあまり取り上げられないニュースです。私は、ある本に出会い、農業に取り組みを持とうと思い至りました。
その本は、政府がいけない!とか 誰彼がいけない!といったことを批判・評論することではなく、ひととしてのありかたを、心の中の核心(良心)に、優しさの中に巌しくも語りかけてくるものであったのです。

 (虫達や草花達が私達人間に話しかけて来ます。)
  『僕達は あなた達に
   何か 悪いことを しましたか・・』
  『私達は あなた達に 
   いけないことを してきましたか』と・・
  そして・・
  『僕達と彼等は
   同じ水を飲んで 生きているのです』と。 
         1997年 エルの童話   『同じ水』より

 草を食べる虫

2004
さくら市 桜並木
土壌の養生(養成)健全化を考える上で重要なことの一つは、土壌の中に「適度な」水分と空気が含まれる状態が調えられていることで、多種多様な微生物が共生することの叶う環境が在ることです。こういう土壌環境を調えるために人工芝(成分解性高分子素材が望ましい)の活用を小仁さんは提案されています。人工芝には通水、保水、止水の管理がし易い長所があるそうです。この人工芝を30センチ間隔に耕土とサンドイッチ状になるよう埋設し、サンドイッチの中に灌水、灌気パイプも通すという方法です。さらに紫外線カットのシートで覆うハウスの内での生産も必要となってくることでしょう。(河井正志さんのノートより)




 
夏 環境講演会
『土を育健くむ』
  吉開氏をお招きし環境講演を開催
 安易に野菜を育成するのではなく、賢く耕土を育成して参りましょう!健全なる大地を創造しよう!
 日本では、戦後の食料危機に直面し、以来近代化学技術を用いた農作物の高効率大量生産を推進する政策が採られてきました。
つまり大規模機械化、農薬と化学肥料の大量投入などが行われ規格化した農作物の大量生産によって生産管理体制の効率化も進められてきました。その反面、人工化学物質の土壌への大量投入は土壌の病弱化を招き、そのような土壌から出来る農作物も健康ではない、という問題が起きています。そして、農作物の安全、安心は犠牲にされ、ないがしろにされてきたのです。そこで、小仁さんのお話しでは、これからの農業は、時代・社会、ひとを考えると、従来のやり方を転換してゆく必要があるのではないか!つまり、易く野菜を育成するのではなく、賢く耕土を育成して参りましょう!「健全なる大地を創造しよう!」ということです。


 
秋 『新潟県中越地震』支援活動
 NPO法人/支放線倶楽部の活動として『新潟県中越地震』支援活動に、私(片山)もご同行させていただき、支援物資としてジャガイモをお届けしております。ジャガイモ君をお届けして、改めて新ためてジャガイモ君のすごさを再認識しているところであります。保存性、調理性(蒸しても・焼いても・煮込んでも)そして、栄養性(ジャガイモは完全食と云われております。)どれをとっても、とても優れている野菜であります。世界1の主食であることに深い頷きをもったものです。日本の主食はお米でありますが他にはトウモロコシ・麦・豆などがあります。それらの作物は、いろいろな操作が進んでいます。そして、近年は日本の主食であるお米もハイブリット米(農業者の高齢化にともない手間がかからなく育つお米)が主流になりつつあります。
また、他のものに関しても身体に良い作物を探す方が困難である時代でもあります。そう言った観点よりも、比較論とはいえ、ジャガイモ君のすばらしさを皆さんと噛み締めたいと考えたところです。
NPO法人/支放線倶楽部の活動としての『新潟県中越地震』支援活動においては、公衆衛生に重点を置いた支援活動に取り組んで参
りましたが新潟中越地震後、04年暮れには、スマトラ沖にて大地震があり多くの方が亡くなられたのは皆様もご存じのことと思います。地震後のWHOが発表したことは、第一次被災で亡くなる人よりものその後の第二次被災(伝染病等)にて亡くなられる人の方が多くなるといっておりました。(残念なことでありますが実際にそうなり、そればかりではない人為災害は、孤児達の誘拐事件などになっています。)この『新潟県中越地震』に置いて、公衆衛生に重点を置いた支援活動にNPO法人/支放線倶楽部は取り組みをもっておりますと前記しておりますが、そのことは何を意味しているのでしょうか!全国より支援物資が善意で送られてまいります。しかして、現地に行ってみて、わかることは、残念にも無秩序なる善意?であるのです。一つの例として、仮設トイレには、業者よりの善意による数種類の異なる薬剤が無秩序に置かれていました。(手洗い用消毒剤も含め)そして、薬剤によっては他の薬剤との化学反応を起す可能性があるのです。さらに、その薬剤は垂れ流され、環境破壊となっているという現実です。スマトラ沖においても、病気の蔓延を防ぐ為にマスク等の完全武装をしている人が薬剤を散布している映像がニュースで流れていました。
NPO法人/支放線倶楽部代表 吉開氏は、これまでに多くの災害に対して自己ら現地に赴き支援活動に取り組みをもっておられます。災害は、直接の一次災害ばかりではなく二次災害(これを吉開氏は人為災害と申しております。)を未然に防ぐことが肝要であると云います。まさに、その通りと私も考えます。この『新潟県中越地震』には、地球の聲でも取り扱っております『エミナス』=『環境衛生水』と同等のものをNPO法人/支放線倶楽部は新潟にお届けしております。農業の視点で考えますと、農薬は生産性を上げるには有効でありますが、その副作用は地球を蝕み、地下水を汚染します。結果として、水と安全はタダであると考えていた日本人ですらガソリンと同じ、いやそれ以上のお金を払って「水」を買う時代となったのです。地球の聲としては、作物ばかりではなく、利権・権益などを越えて解決・改善が叶う製品等を皆が活用する社会を構築して参ろうと考えております。

※『新潟県中越地震』においては、株式会社JIC様より支援車のご手配等を戴きましたこと、
 ここに改めて御礼申しあげます。ありがとうございます。
 
冬 ハウス崩壊
12月上旬にはまだこの畑でもモンシロ蝶が飛んでいたくらい異常なほど暖かい冬。
12月29日は初雪となる。今年は暖冬であると自分で決めつけ大雪になる想定すらせずじゃが芋の発送準備を続けている間に夜となり次の日を迎える。朝、畑に行ったらハウスが雪で潰れてしまい大反省!!この地域でも5〜6年ぶりの暮れの大雪で地元の人達も驚いていました。とは言っても未然にアラウことを怠った必然の結果である。ハウス君ごめんなさい。









2005年
春・種まき会
環境講演会・吉開氏をお招きして
あずま屋建設
屋根
設計模型にて打ち合わせ
パイプ補強

夏・気呼庵建設
囲炉裏制作中 囲炉裏完成
初の囲炉裏 気呼庵自慢のランタン
野菜籠は、片山さんの父君義庸さんの制作です

秋・ハウス建設
建築予定地整地 ハウス・パイプ

種芋冬超し小屋建設
パイプ曲げ機作業中
秋・ハウス内灌水(かんすい)装置の設置
天雨貯水装置の設置










灌水装置の設置作業

お問い合わせは、地 球 の 聲 事務局 まで(代表 飯田克男)


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